子どもに関する埼玉県の条例が話題となりました。
この話をはじめ聞いた時、こんな法案が出るんだ!?と驚きましたが、外国では子どもだけの留守番は違法だという話を聞いたことがあった(しかも今回議論されているよりさらに上の年齢以下の子どもだったと思います)ので、日本でもこのような流れになるのか…と思ったりしていました。

ところが数日後には批判が殺到したとのことで法案は取り下げるとの方向になりました。

確かに日本では共働き家庭が増えているにもかかわらず子どもの預け先が少ないため、このような法案が通ると多くの家庭が法律違反となってしまいます。
海外では治安が良くなかったり、ベビーシッターが普及していたりすることからこういったルールも受け入れられているのでしょう。

個人的には、小学校4年まではちょっと近所に買い物に行くくらいしか留守番をさせたことはなかったです。車に残したまま車外に出たこともほぼなかったです。子どもが(精神的に)幼いということもありましたが、やはり何か起こっては、と心配です。

今回の法案は厳しすぎる内容だったかもしれませんが、社会全般的に子どもの危険に対する意識が希薄だと思うことが多々ありますので、何らかの対策は必要なのではと思います。

また学童保育の充実をすすめた方がいいとの意見が多くあり、その通りだと思いますが、子どもの気持ちになってみると学校・学童で多くの時間を過ごすことになりストレス過多の状態になってしまういう懸念もあります。ストレスが様々な病気を引き起こす原因となっている現代ですので、これも非常に心配です。子どもが意見を言う機会はほとんどありませんので、子どもがどうすればのびのび過ごせるのか大人が十分に考えを尽くしたいと思います。

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