タイル・れんが・ブロック工事とは、れんがやコンクリートブロックを用いて工作物を築造する工事や、工作物にタイルやレンガを取り付けまたは張り付けを行う工事を言います。
具体的な工事の名称
コンクリートブロック積み(張り)工事
レンガ積み(張り)工事
タイル張り工事
築炉工事
スレート張り工事
サイディング工事
タイル工事は、壁や床にタイルを張り付ける工事ですが、浴槽やキッチンなどの部分的な工事から、外装前面に及ぶ大規模なタイル工事まであります。
レンガの積み方は「小口積み」「長手積み」「フランス積み」などの工法があります。
タイルやレンガの工事の工法には、モルタルの下地を施工した上にタイルを張っていく湿式工法と、下地材の上に直接タイルを張ったり特殊な下地にタイルをひっかけたりする乾式工法に分類されます。
タイルを貼り付けたときにできる部材同士の隙間を目地といいますが、タイルやレンガは目地の出し方で印象が変わり技術が必要です。
ブロック工事は、コンクリートブロックを積み上げるブロック塀工事が主となっています。

他の業種との区別については、以下のようになっています。 ●スレート張り工事とは、スレートを外壁等にはる工事を内容としており、スレートにより屋根をふく工事は「屋根ふき工事」として『屋根工事』に該当する。 ●「コンクリートブロック」には、プレキャストコンクリートパネル及びオートクレイブ養生をした軽量気ほうコンクリートパネルも含まれます。 ●『とび・土工・コンクリート工事』における「コンクリートブロック据付け工事」並びに『石工事』及び『タイル・れんが・ブロツク工事』における「コンクリートブロック積み(張り)工事」間の区分の考え方は以下のとおりである。 根固めブロック、消波ブロックの据付け等土木工事において規模の大きいコンクリートブロックの据付けを行う工事、プレキャストコンクリートの柱、梁等の部材の設置工事等が『とび・土工・コンクリート工事』における「コンクリートブロック据付け工事」である。建築物の内外装として擬石等をはり付ける工事や法面処理、又は擁壁としてコンクリートブロックを積み、又ははり付ける工事等が『石工事』における「コンクリートブロック積み(張り)工事」である。コンクリートブロックにより建築物を建設する工事等が『タイル・れんが・ブロツク工事』における「コンクリートブロック積み(張り)工事」であり、エクステリア工事としてこれを行う場合を含む。