屋根工事

今日は建設業の29業種のうちの屋根工事についてです。
屋根工事とは瓦、スレート、金属薄板等により屋根をふく工事のことを言います。

屋根を葺く(ふく) とは、【板や瓦(かわら)、茅(かや)などで屋根をおおう】という意味です。

  • 屋根葺き替え工事 既存の屋根材と、屋根材の下に敷いてある防水シート(ルーフィング)と野地板(木材下地)を一度全部撤去します。そして新しく野地板・防水シート・屋根材を張り替える工事です。
  • 重ね葺き工事(カバー工事) 既存の屋根の上に、新しく重ねるように屋根材を取り付けていく工事になります。既存の屋根材の撤去などを行わないため、葺き替え工事よりも費用が安くなる傾向があります。
  • 漆喰補修 日本瓦の下に敷かれている・屋根と下地の接着剤の機能がある漆喰(土のようなもの)が、年月が経つにつれて崩れてきます。この崩れによって瓦のずれ・欠けが起こり雨漏りの原因となるため、漆喰を入れ直したり詰めたりして補修します。
  • 屋根断熱工事 断熱処理を施した材料により屋根をふく工事であり「屋根ふき工事」の一類型である。

※屋根一体型の太陽光パネル設置工事は『屋根工事』に該当する。太陽光発電設備の設置工事は『電気工事』に該当し、太陽光パネルを屋根に設置する場合は、屋根等の止水処理を行う工事が含まれる。
屋根置き型→電気工事 屋根一体型→屋根工事


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