親亡き後問題

障がいを持っているお子様を親御さんがお世話している場合、親が先に亡くなった後(または親が認知症などで子の面倒をみれなくなった後)に、どのようにすればお子様が不自由なく暮らせるかというのは、親御さんの大きな心配事だと思います。経済的な面、身上監護の面、様々な心配事があるかと思います。

この問題は、親御さんが生きて元気なうちに備えることが重要です。
例えば…
・後見制度の利用を検討 法定後見を選択するなら元気なうちに親御さんが申立人となることを検討
・後見人候補者を探す 任意後見人も検討
・経済面では収支計画をたて、年金等で賄えるかどれだけ財産を残せばよいか検討 経済面で厳しい場合は生活保護も視野に入れる
・場合によっては遺言書をのこしておく
・親御さん自身の任意後見なども考える必要がある
・入所施設等、生活スペースについて検討  
・医療・介護の面で今後のプラン
…などなど様々な検討事項があります。

お子様が快適な生活ができるよう力を尽くしたいですね。

人それぞれ家族関係、環境が異なりますので、個別に相談されることが一番かと思います。

地域の社会福祉協議会等の福祉機関でご相談が可能ですし、弁護士・司法書士・社会福祉士・行政書士などの専門職に相談されることも有益だと思います。


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